水道水をごくごく飲むということは考えられなかった時代があります。
カルキの臭いがしたり、くせのある味がしたりと、ちょっとためらった時もあります。
最近では家庭用浄水器の発達により、そのまま水道水を使って料理や飲み水に使用している家庭も多いのではないでしょうか。
数年前は大阪市の水道水がボトルに詰められ販売されていたこともあります。
それだけ水道水の安全性が高く評価されている証拠だと思います。
上水道設備の発達により日本の水道水はとても安全です。
外国に行くと、必ずミネラルウオーターを持参しなければ、お腹を壊してしまうという地域もまだまだあります。
生活に必要な水は本来なら当たり前に手に入るものと思っていますが、日本以外の諸外国では、飲み水としての安全性が確立されていない地域があるということも事実です。
学生時代、学校でクラブが終わった後に水道が並ぶ手洗い場に駆け寄って、一斉に水を浴びたり、のどを潤すのに水道の蛇口に口を寄せ付けたという記憶があります。
私たちの暮らしの中で必要な水道水は、よりいっそう安全に守られ、提供し続けてほしいと思います。